バイリンガルってなんか楽しそう!
でもどうすりゃあんな風になれるのよ・・・
いわゆるハーフとか帰国子女の方のように、外国語がスラスラとお話できたら楽しそうですよね。
この記事では、日本・上海の国際結婚ファミリーでバイチリンガル(マルチリンガル)ができあがる秘密&リアルな過程をお伝えすることでお子さんのマルチリンガル化やご自身の学習の参考にしてもらおうというものです。
我が家自身はまだよちよちですが、周囲のマルチリンガル野郎ども(友人とか同僚とか)の生の声もご紹介しますので効果は折り紙付き(のはず)
この記事はシリーズものの第一弾。なんせ現在0歳2ヶ月なのでまだ「あーうー」くらいしか言わないんですけど、成長(もしかしたら挫折かも?)の過程を楽しくお伝えできばと思います。
- 国際結婚でもバイリンガルを目指すには工夫が必要
- 国際結婚だとチャンスが多いのは確かだけど、実は工夫はどこのご家庭でもできそう
- 親も一緒にブレずに楽しくやることが大切みたい
*以下、便宜上マルチリンガルの意味もまとめてバイリガルって呼んでいます。
我が家の言語事情
生粋国産製品のパパ、上海ガールのママ、Babyの3人家族です。家庭内公用語はいまのところ日本語。
Baby(未来のマルチリンガル、いま無リンガル)
ジジババとは楽しくお話したい。あと英語も…
Dad(母語日本語+サバイバル英語)
千葉県産東京育ち。大人(30over)になってのちょい海外赴任で泣きながら英語を話しはじめる
Mum(母語中国語+ペラ日本語、英語)
上海ガール。来日6年目だが今や「月曜から夜○かし」のブラックジョークを嗜む日本語レベル。
Grand parents(父方:日本語、母方:中国語の双方とも母語オンリー)
上海ママがお世話のため来てくれて同居中。
ママが日本語ペラペラなのと、私が何回か中国語に心折れてるいることもあって、うっかりすると日本語オンリーになりそう。。
バイリンガルどもに聞いた!どうやって話せるようになった?
実際に聞いてみました。(留学生やら駐在員やら海外の知人・友人やら…)
大きく3パターンみたい。
パターン1:海外在住などで環境どっぷりで身につくパターン
親の駐在やら留学やらで現地に言って、家で母国語&外で現地語を学ぶパターン。超王道…と思いきや体感ベースだと実はそんなに多くない。母国語意外の言語でのネイティブ~セミネイティブの半数ってイメージでした。
日本に住むなら家の中では他言語(英語/中国語とか)オンリーとかってこと・・・?
以下実際の声↓
(学校教諭のポルトガル人Aさん:ポル語、英語、広東語、日本語)
小さいころから家庭の都合で国を転々としてたから普通に覚えました。
いまも家庭内で子供に対しては全部英語。
(経営コンサルのタイ人Tさん:英語、タイ語、ちょっと日本語)
親がドバイ駐在してたから現地のインター通ってた。
ずっと英語だったからむしろ母国語へたくそって言われるんだよね・・・
ぶっちゃけた感想でいうと、そりゃそうだろうさ!感が拭えん(彼らは彼らで壮大な苦労はあるが)
すまん、我が家で参考にするのは厳しそう…
パターン2:海外訪問ナシで動画などで身につくパターン
おどろいたのが、「別に海外経験ないけど気づいたら自然と話しませたけど」パターンが意外と多い。
これは家庭環境的な要素(日常的に外国語コンテンツに触られる機会がある+それが自然だと思っている)が半分と、バイリンガルにならないと面白いものがみれないという切実さの要素が半分のようです。
同じく実際の声↓
(テック経営企画のアジア某国Gさん:母国語、英語、日本語)
いいよね日本は何でも翻訳されて。母国語に全然翻訳されてないから、そのまま本読んだり映画みたりしてたし、親もそんなかんじ。
(NPO法人のアジア某国のIさん:母国語、英語、日本語)
国産コンテンツがクソすぎて、興味がもてる本とか音楽がない。音楽も動画も海外のものをそのまま見るしかなくて、気がついたら普通に英語使ってた。Game of thronesとか面白かったなー
参考にするならこのあたりか??
パターン3:大人になってから自分で勉強するパターン
ちなみにそこそこの割合で「大人になってから勉強しましたけど何か?」的な人がいることも付記しておきます。
大人になってから学んだといっても、セミネイティブ並の言語レベル(TOEICでいう満点近い)なのでぐうの音も出ないのですが、彼らに話しを聞いて真似できそうなアドバイスが返ってきたことはほぼ無い点も注意。笑
こちらも実際の声↓
(留学生のインドネシア人Fさん:インドネシア語、英語、日本語)
国費留学生の試験で必要だったから英語とか日本語は勉強してた。それ以上の理由は特にないけど…それより単位と就活がやばい…
(ベンチャー役員の日本人Yさん:日本語、英語、タイ語)
英語は中高大で勉強したとしか言いようが…。タイ語は現地でモテるために本気で自習しながらガールズバーとベル○ッツに通ってたよ。
これでいけるかは、資質に左右されそうだなぁ・・
日本国内・0歳児からのバイリンガルの目指し方(我が家の場合)
我が家の場合は、日本国内在住で、家庭内の会話もメインは日本語という条件下での子育てになるので、上記でいうとパターン2あたりを目指すイメージでいます。
こんなかんじかな。。
- 日本語は…、パパ→赤ちゃんへの話しかけ&絵本の読み聞かせ。+夫婦の会話は日本語。
- 中国語は…、ママ→赤ちゃんへの話しかけ&絵本の夜に効かせ。+義母の子育ては中国語。
- 英語は…、スクリーンから視聴するもの(動画や音楽)は英語にして、親も一緒に参加(動画見てる間のリアクションも英語にするとか)
ちなみに最初はこれでいいとしても、娘が喋れるようになってきて3人で会話するようになったときに、パパ(私)の中国語力が会話のボトルネックになることは目に見えているので、仲間はずれにならないように細々と頑張ります。。。涙
ちょっと気になることへのQ&A
- 多言語教えようとすると、赤ちゃんが混乱して話し始めが遅れるっていうけどいいの?
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気にしないです。いつかは話すだろうし、いろいろ話せた方が結果世界が広がるかなと思うので。
最初はお勉強とか苦労させちゃうかもしれないけど、気楽に&一緒にのんびりやっていくつもりです!
- 中国語っていろいろあるらしいけど、どれ話すの?
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ママの実家が上海なので、まず上海語にします。なれたら標準語も教えるつもり(らしい)。
向こうでも小学校くらいで標準語習い始めるけど、さほど苦はなく覚えられるみたいですね。
- そんなので話せるようになるんかい?
-
神のみぞ知る…ですが、のんびり構えてやっていくつもりです!
マルチリンガルの友人たちもこんなかんじなので、大外れではないはず。
今月の我が家
上海Grandmaがヘルプに来てくれているので、私が日中出社中はずっと上海語でお世話しているみたいです。これ、最初に話すの上海語になるんじゃないだろうか…
とはいえ単語レベルで反応しているようなしてないようなってかんじだし、本人の発話は「あーうー」くらいなので、まだまだこれから。
まずは首座らせようぜ!
ではまた次回!