めでたく生後1ヶ月!……なんだけど奥さんの顔色悪くない?
新米パパにとって、仕事も再開してようやく赤ちゃんのいる生活が回り始めてきたかも……と思ったころにやってくるのが、奥さんむっちゃ疲れている問題。
このままじゃいかんと思ったあなた、パパがまるっと育児を受け持ってママにゆっくりしてもらう日=ワンオペDayにチャレンジする時が来たのかもしれません。
「俺だって結構赤ちゃんの世話してきたしイケるでしょ」「でも本当はちょっと不安」。そんな新米パパの同志諸君に向けて、ワンオペに必要な準備・オペレーションを体験談ベースでご紹介します。
ワンオペしよっかなってパパ、こんな雰囲気なんだってわかれば恐くないぜ!
はじめてワンオペのきっかけ
当時は赤ちゃんが生後1ヶ月ちょっと。奥さんがむっちゃ疲れてたのと、ヘルプに来てくれた義理ママ(コロナの関係で数年ぶりの再会)と二人の時間を作ってあげたくて、温泉旅行をプレゼントしたのがきっかけ。
ということでいきなり一泊二日チャレンジでした。
よく奥さんも任せてくれたな!
はじめてワンオペに必要な5つの準備
はじめてのワンオペでまず躓くのは、「あれってどこに置いてあったっけ?」が通用しないこと。
これからご紹介する5つグッズ類は、使い方はもちろんストック置き場も確認するようにしておきましょう。気分は登山家(忘れ物=即遭難)くらいの心持ちで!
- ミルク関連用品
- オムツ関連用品
- オフロ関連用品
- おもちゃ・寝かしつけ関連用品
- いざという時の母子手帳・健康保険証関連
まずは何と言ってもミルク関連
パパでも慣れているようで意外と落とし穴があるのがミルク関連。
グッズの所在はもちろん、いつもはママがやってくれているミルトン交換やビタミン点滴/シロップ追加などの「1日から数日に1回のおしごと」も把握するようにしておきましょう。
また、この時期の赤ちゃんは本当に日毎成長していくので、「ちょっと前はこのやり方でイケた」って油断は禁物です!
慣れていると思ってもミルクの時間、量、残したり吐いたりした時の対処は最新情報をママに聞いておくのが吉!
オムツ関連はストック要チェック!
まじでストック切れ頻発なのがオムツ関連。オムツ本体、おしり拭き、あと忘れがちなのがオムツ用のゴミ袋など。
ご家庭の流派によっては、オムツ後にオイルを塗ったりするのがマストだったりする。翌朝赤ちゃんのお尻がまっかっかでママびっくり!とならないようにスキンケア方法も確認しておきましょう。
おフロ関連は手際が命
ワンオペ=手数が足りなくなって最も困るのがおフロ。必要なものは全部手元に用意して、お着替えから入浴後のスキンケアまでパパパっとできるようにしておきましょう。
普段おフロは分業制ってご家庭は一度役割を交代して、一通りの手順を練習しておきましょう。
おもちゃ・寝かしつけ関連・その他
赤ちゃんのご機嫌をとるためのおもちゃやおしゃぶり等は、ワンオペ時の睡眠時間確保の生命線!赤ちゃんにとって「いつものやり方」があるはずなので、聞いておくようにしましょう。
あと爪切りとかも「一日くらい大丈夫でしょ」の罠があるので要注意。急にひっかき傷とか発見しても焦らないように。
忘れちゃいけないイザというときの備え
万が一に備えて、母子手帳や健康保険証、診察券などの所在は把握しておきましょう。
産院以外にも、かかりつけの病院(近所の小児科や皮膚科など)がないかもママに確認しておきましょう
はじめてワンオペの手順(我が家の体験記)
当日の状況にそってオペレーションを紹介します。
初日昼まえ、ママ出発~最初はミルクやオムツも普段どおり
ママ達は、お昼ごろのシャトルバスで温泉街へ出発!心配そうな顔もしていたけど、ウキウキも隠しきれないご様子でした。赤ちゃんの様子的にも最初は普段の休日と変わらず。
当時我が家は3-4時間おきの授乳。そろそろかなと思ったらミルクを作って冷ましておく。
ミルクができたらオムツを交換。お尻も拭いて古いオムツは専用ゴミ袋へポイ。
吐き戻しちゃわないようにゲップまでしっかり。ぴよログの登録もお忘れなく。
そのまま寝ない場合は抱っこしたり、おもちゃ眼の前でひらひらさせたり。
あれ、俺って意外とイケるじゃん。
ママおでかけかなぁ、みたいな顔してたな!
初日昼すぎ、さっそくママ不在がバレて焦る
ところが順調だったのは最初のサイクルだけで、速攻でママ不在がバレてギャン泣き。ベッドで転がしたりメリーでひたすらご機嫌を取ります。
あっちに置いたりこっちに置いたりで戦争状態。
この頃はまだ余裕があったな~。
全然寝ないけど仕方ない、遊んでやるか!みたいな。
初日夕方、不安だったおフロは案外スムーズ
寝ている隙にごはんを食べて、やってきましたおフロ時間。我が家は洗面所で沐浴させるスタイルだったのですが、準備やお片付けが大変だけどおフロ自体は案外なんとかなりました。若干復活する自信。
ミルクや着替え、おフロ上がり用のタオルなどをセット。必要なものは全部出しておきます。
38度くらいのぬるめのお湯で沐浴。シワの間(埃が溜まりがち)は要注意だけど、基本は泡まみれにすればOK。
湯冷めしないようにスピード勝負です。ベビーローションはティッシュが張り付くくらいぺったりと。
あとはミルクを飲ませて寝落ち待ち。
終わった後の後片付けもお忘れなく!
初日夜、寝かしつけは無限
パパの快進撃もここまで。いざ寝かしつけようともまじで寝ない…あとちょっとで寝そうなんだけどなぜか寝ない。ようやく目を閉じたと思ってもベッドに置くと一瞬で目覚めます。
おいおい、歌でも歌ってやるか~と思って気づきます。
あれ、子守唄いっこも知らないかも……
遊ぶとき用のテンション上がるやつしか知らない
そうなんです。サラリーマンパパって職場復帰後は、日中昼間などの比較的イージーモードのときのお世話しか経験してないから、本格的にグズったときには圧倒的無力……!そうこう四苦八苦しているうちに、しばらく前にママからもらったアドバイスが頭をよぎります。
どうしても寝ない時は、ミルクを飲ませておしゃぶりを突っ込むのです
そうだね。あのときは聞き流してごめん……
おかげでなんとか寝ました。まさに九死に一生。これまで何か言われると「ちょっと細かいんじゃないかなぁ」とかって思ってたけど、こういうノウハウを伝授しようとしてくれてたのね…
寝かしつけのルーチンやグズるときのチェックポイントは絶対にママに確認しておくこと!
「我らシロウト、ママはプロ」これ忘れずに。
深夜~翌日は根性勝負
あとはひたすら根性勝負で、時間がきたらオムツ→ミルク→寝かしつけの繰り返し。なんとか一日生き残りました…
こんなん毎日やってるなんて、そりゃママは大変だわ。
ちなみにママは温泉からツヤツヤピカピカになって帰ってきました!「雪の中で露天風呂に入るのが夢だったんだ~」とご満悦で、頑張った甲斐があったなぁとほっこり。
いつも頑張ってくれてありがとね!
まとめ
いかがでしたでしょうか。ワンオペはたしかに大変ですが、終わったあとの達成感や育児レベルがひとつ上がった充実感みたいなものもあり、案外悪くないです。
何よりママがむっっっちゃ喜んでくれる。家庭内ポイントがザクザクです。
ちょっと面倒だったり不安な気持ちを超えて、ぜひワンオペDayをプレゼントするのはどうでしょうか!