妊娠判明後、プレパパ的に正直少し不安になるのがお金のこと。補助金とか色々あるらしいけど、、、手続き面倒くさそうだし、そもそも何がもらえて何がもらえないのかとか、色々あってよくわからんのじゃー!!
お金もらえるらしいけど、正直よくわからん
この記事では、妊娠・出産でもらえる主なお金の一覧と、我が家(会社員パパ・専業主婦ママ家庭)が実際に受け取ったお金と受け取り方を紹介します。
働き続けるママだと他にも貰えるお金はあるけど、この記事を参考にしてもらえれば最低限・大きいところのとりっぱぐれが防げると思います。もちろん似た家族環境の方はそのまんま参考にできるしね。
超ざっくり!主な”もらえるお金”一覧
主なものでこんなところ。ママの働き方によってもらえるお金が変わるんだけど、細かくパターン分けするとかなり複雑。
全員が貰える青いアンダーラインをまず基本と考えて、休職→復職 or 退職→再就職予定がある人は、それに対応した手当を組み合わせると分かりやすいかなって思います。
お金の種類 | ざっくり金額感 | いつ | だれが |
健診の助成 | 自治体による。 総額10万円弱相当? | 妊娠届出時 | 全員 |
出産一時金 | 一律42万円 | 出産後 | 全員 |
児童手当 | 月額1〜1.5万円 ×中学校入るまで | 出産後 | 全員 (所得制限あり) |
乳幼児の医療助成 | 医療費の全額または一部 | 出産後 (健康保険証入手後) | 全員 (所得制限あり) |
失業給付金(の延長) | 退職前のお給料 ×0.5〜0.8×期間分*1 | 就職活動期間中*2 (退職後30日以降) | 雇用保険加入かつ 就職活動中の人 |
出産手当金・育児休業給付金 | 休職前のお給料 ×0.5〜0.66×期間分*3 | 休職期間中*4 | 休職中かつ 同じ会社で働き続ける人*5 |
その他個別ケースで色々 (高額療養費とか) |
超ざっくりなので、その点だけご注意を。
本当に困った時(長期入院で療養費が高額になっちゃったとか)や正確な条件が気になる時には市役所か会社の人事総務に問い合わせればだいたいのことは答えてくれるので、不安になったらサクッと電話しちゃうのが一発だったりします。
注意書きをつらつらと、、、
*1:正確には月給÷30=日給。日給×給付率(0.5〜0.8)×日数分が支給されます。
*2:失業給付金自体は退職翌日から1年間の間(就職活動してるって認定されると)上記金額を給付するもの。妊婦さんの場合は退職即就職活動することが難しいので最長4年間まで期間延長できる。延長申請の受付は退職後30日以降
*3:出産手当金は*1と同様日給ベースで2/3が支給される。育児休業給付金は月給ベースで最初の180日は2/3、それ以降は半額が支給
*4:出産手当金は出産後56日から2年までの間に申請。育児休業給付金は休業入る1ヶ月前までには職場に申請
*5:休業前の2年間において月11日以上働いた日が12ヶ月以上あること。
実例!会社員パパ・専業主婦ママ家庭のもらえるお金
妊婦健診の助成
あんまり気にしなくても大丈夫。
母子手帳もらいに行ったらだいたい一緒に案内されるぜ
妊婦健診は保険適用外なので原則は全額自費。数千円〜1万円/回程度がほぼ無料になる割引チケット。
だいたい14回分程度のところが多いみたい。健診の回数が多いところだと残りは自費になるところも。
我が家は超音波検診をたくさんお願いしたので、ラスト数回は2,000円〜3,000円程度手出しでした。でもそんなもん。
出産一時金
入院が見えてくると病院側から案内があるぞ
申請は出産後、会社(健保)宛なのがちょっとややこしいな
出産費用のウン十万円から42万円を割り引いてくれる素敵な制度。病院側で割り引いて差額だけ支払うやり方(直接支払方式)と、いったん全額立て替えておいて後から振り込んでもらう方法(産後申請方式)がある。
ちなみに病院側で割り引く方でも、余った場合は残額を振り込んでくれるのでどちらのやり方でも損得はなし。
病院の案内で直接支払が産後申請かを選択。(他にも受取代理制度なんてのもあるけど割愛)
生後14日以内に市町村へ出生届を提出。その後数日で住民票やら戸籍やらが入手可能になる。
会社(健保)に指示される指示される書類とまとめて提出。
私の会社の場合は、扶養増減の手続きなんかとまとめての申請でした。
児童手当
出生届の時に案内してもらえたぞ
市役所で申請してもいいし、電子申請もむっちゃ楽
子どもが中学卒業するまでの間は毎月1万円〜1.5万円がパパ(というか世帯メインの稼ぎ手)の口座に振り込まれるぞ。
出生届を出すついでに市役所で申請して行ってもいいし、自治体によってはマイナンバーのアプリでも電子申請できる。ついでにできればいいけど、わざわざ市役所行かなくていいから電子申請むっちゃ楽。
ちなみにこんな感じで所得制限あり(扶養人数により異なる)。だいたい年収800万円超えたあたりで支給額が5,000円/月に制限され、1,000万円を超えてくると適用対象外になる。毎年現況確認(更新)が必要
乳幼児の医療助成
申請の仕方は児童手当と大体同じ
でも健康保険証の準備が必要だぞ!
認定証をもらえると、子どもの医療費を全額/一部助成してもらえる。こちらも所得制限あり。
働くママはその他手当も忘れずに。
出産手当金・育児休業給付金や失業給付金はお給料の半額〜2/3を休業(休職)期間分もらえるので、働くママ限定だけど金額インパクトが大!必ず申請しましょう。
ただし残業代なしのお給料からの半額〜2/3なので、残業の割合が多い方は要注意。また、申請から支給までタイムラグがあるので、キャッシュフローには注意しましょう。
デカい手当だけど、過度な期待は禁物な!
まとめ
- 妊娠・出産でもらえるお金は色々。
- ほぼ全員がもらえる、①妊婦健診助成、②出産一時金、③児童手当、④乳幼児の医療助成は確実にゲット。
- 大体は病院や市役所から案内してもらえるので、申請だけ忘れないように。
- 働くママはその他の手当も忘れずに。
- 困ったら市役所 or 会社の人事総務に相談しよう